日本のJTB社がインドネシア上場旅行企業、PTパノラマ・ツアーズに出資
日本のJTB社では、インドネシアの旅行大手、PTパノラマ・ツアーズ・
インドネシアPT. Panorama Tours Indonesia(PTI)と
資本・業務提携することを発表しました。
2017年3月にPTパノラマ・ツアーズ社の発行済み株式40%を
取得します。
同社親会社、PTパノラマ・セントラウィサタPT. Panorama
Sentrawisata(PANR)はPT. Panorama Tours Indonesia(PTI)の
株式40%をJTB側へ放出します。
PTパノラマ・セントラウィサタ社はインドネシア最大の旅行会社
グループで、チケット発券など旅行ツアー部門、バスチャーターなどの
輸送部門、国際会議などのMICE部門などを展開しています。
PTパノラマ・セントラウィサタ(PANR)社の2015年度業績は
売上1兆9231億ルピア、純利益では490億ルピアとなっています。
同社は子会社にPT Panorama Convex Indah、PT Tirta Putra Wisata、
PT Destinasi TirtaNusantara Tbk、PT Panorama Transportasi
Tbkなどを抱えています。
JTB側では、2016年にインドネシアから日本を訪れた旅行客は前年比
32.1%増であり、今後も有望な訪日旅行客が増加する国の一つと
しています。
インドネシアが世界4位の人口2億5500万人を抱えるという点もあり、
今回の出資に踏み切りました。
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