タイの渋滞発生状況と渋滞予測アプリなどに関して(2)
2010年代に入るとスマートフォン端末などに渋滞情報を配信する
サービスが出始め、タイ国内でも利用されるようになりました。
しかし、これまで渋滞対策として様々なスマートフォンアプリが
配信されてきましたが、効果があまり出ていない状況が続いています。
①グーグルマップによる渋滞予測
地図は正確なものの、車両到達時刻が渋滞を加味出来ていないため、
予想の2倍~3倍の時間が掛かります。
(https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.apps.maps)
②TSquare Traffic
豊田通商タイランド社が開発した交通渋滞情報配信システム
“TSquare Traffic”はバンコク首都圏を走るタクシーに独自に設置した
GPSから元情報を得ています。
バンコク首都圏1都6県2万5000カ所の主要道路および交差点、
高速道路などの情報で渋滞分析を行います。
(https://play.google.com/store/apps/details?id=com.ttet.tsquare.traffic.thai)
③BMA LIVE Traffic
2012年にバンコク都庁(BMA)は通信大手、トゥルー・コーポレーション
(TRUE)社などと共同でバンコク都内に設置された交通カメラの情報を
分析して渋滞情報を見ることが出来るアプリ、”BMA LIVE Traffic”
を開発・公開しています。
開発企業はiTIC Foundation社で、Thai Traffic Police(交通警察)
Expressway Authority of Thailand(EXATタイ高速道路)
Bangkok Metropolitan Administration(BMA)の各CCTVカメラを集めた
情報を提供しています。
(https://play.google.com/store/apps/details?id=com.longdobma.android)
④JS100
“JS100″はタイの交通情報を提供するラジオ局JS100が出している
アプリで、Globetech社が開発しました。
道路状況を知るためのオンラインラジオ機能を備えたアプリで
道路混雑状況、事故情報、緊急コールセンター機能などを
搭載しています。
(https://play.google.com/store/apps/details?id=js100.gissoft.co.th.js100)
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