タイ国家放送通信委員会はジャスミン・インターナショナル通信ライセンス更新
タイ国家放送通信委員会(NBTC)は、ジャスミン・インターナショナル
(JAS)社の全額出資子会社であるアキュメンAcumen社の
国際インターネットゲートウェイライセンス5年間延長を許可しました。
Acumen社はタイのブロードバンド通信サービス、”3BB”ブランドを
運営するTriple T Broadband社のインターネットサービスプロバイダー
通信ライセンス延長も得ています。
NBTCからの承認は2007年~2011年、2012年~2016年と継続され、
5年間取得していたType-2ライセンスで独自ネットワークを利用せずとも
通信事業者を展開できる事業認可になっています。
今回Triple T Broadband社へ与えた条件は、さらに15年間の更新で
2026年2月から2032年1月29日まで延ばされています。
※同社は2006年2月29日に20年更新で通信ライセンスを得ていました。
これにより同社は2036年まで979億バーツをかけてネットワークの改善、
拡大を進める計画で、それをもって金融機関からの融資計画を
強化したい考えです。
ブロードバンド・電話回線は15.7万件あり、今後さらに80万件を
追加敷設するとしています。
NBTCは2016年にJAS子会社ジャスモバイルブロードバンド(JASMBB)が
2016年3月期限までの携帯電話4G回線900MHzのライセンス料支払いに
失敗した事例を挙げ、影響を受ける可能性があると示唆していましたが、
今回は無事にブロードバンド側の通信ライセンス更新を認めています。
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