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インドネシアの国営銀行、バンク・ネガラ・インドネシア2016年度の業績

インドネシアの国営銀行、バンク・ネガラ・インドネシア
(BBNI)が2016年度の業績を発表しています。
純利益11兆3400億ルピア(8億4960万ドル)、総資産603兆ルピア、
前年比18.6%増でした。
金利収入は17%増で29兆ルピア、非金利収入は23%増で8.5兆ルピア
となっています。
バンク・ネガラでは2016年度通年で393兆ルピアを融資しました。
前年比20%増でした。

バンク・ネガラ・インドネシアBank Negara Indonesia(BBNI)は
インドネシア大手金融機関の一つで、フルバンキングサービスを
提供し、ブランド名Bank BNI、BNIで展開しています。
定期預金、イスラムに即したイスラム金融、住宅融資、車両ローン
など幅広く展開しています。
子会社には
PT BNI Life Insurance(生命保険)、PT BNI Multifinance
(ファイナンス)、PT BNI Securities(証券)、
PT BNI Asset Management(資産管理)などがあります。

その他の主なインドネシア大手金融機関は以下のように
なっています。
バンク・マンディリ(BMRI) 総資産975兆ルピア(16年Q3)
バンク・ラクヤット・インドネシア(BBRI) 総資産931兆ルピア
(16年Q3)
バンク・セントラルアジア(BBCA)総資産660兆ルピア(16年Q3)

一部エコノミストからは2016年8月にASEAN統合に向けて
インドネシアの金融機関の競争力強化を目的としてバンク・ネガラ・
インドネシア(BBNI)とバンク・マンディリ(BBMR)などの国営銀行を
統合すべきとの意見が出ています。

東南アジアにおける総資産上位三大銀行はシンガポールの金融機関
「DBS銀行、OCBC銀行、UOB銀行」であり、インドネシア金融機関は
東南アジアの中でも下位になっています。
バンク・ネガラとマンディリ銀行が合併した場合、ASEAN地域内で
第7位となる可能性があり、競争力が高まるとコメントしています。

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