インドネシアの自動車最大手、アストラ・インターナショナル、販売好調で業績が回復
インドネシアの自動車最大手、アストラ・インターナショナル
PT Astra International(ASII)では、低価格環境車
low-cost green cars(LCGC)の販売好調で業績が
回復しています。
2016年1月~9月で422,494台、前年比10.5%増でした。
メインで牽引したのはトヨタ、ダイハツブランドでした。
また、8月よりトヨタ・アストラ・モーター新型車のカリヤ
(CALYA)を投入し、ダイハツのシグラ(SIGRA)の兄弟車として
販売を伸ばしています。
インドネシア現地で求められるニーズを満たした本格7名乗り
AセグメントMPVとして開発されました。
アストラブランドの4輪車市場シェアは15年の50%から54%まで
伸びました。
アストラ・インターナショナル(ASII)はインドネシアの
コングロマリットです。
1957年Tjia Kian TieとWilliam Soeryadjayaにより
貿易会社として設立されたのが始まりで、
その後に自動車メーカーとして成長しました。
自動車、二輪車、部品組立て、販売を手掛けています。
また子会社を通じて鉱業、プランテーション開発、金融、
IT事業も展開しています。
2015年度業績は売上184兆1960億ルピア、
純利益14兆4640億ルピアでした。
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