タイの建設業界市場は2017年度15%増の1.2兆バーツ以上を予想
タイの建設業界市場では2017年度に15%増加、1.2兆バーツ以上を
予想しています。
タイ政府の進めるインフラプロジェクトが追い風となり、
各社好調になるとしています。
バンコク都市圏での地下鉄、高架鉄道建設、地方鉄道の複線化、
各都市での大規模商業施設開発なども進む予定です。
特にホライズンインフラストラクチャーと呼ばれる道路、鉄道、
陸橋などがメインで、高層建築物など バーティカルインフラ
ストラクチャーは少しずつ伸びる予想です。
タイ建設業協会Thai Contractors Associationでは、2017年度は
非常に有望な時期になるが、どのくらいこの時期が続くかは不明と
しています。
ASEAN域内では2022年まで引き続き建設需要の成長が続くと
見られていて、その中でタイは建設市場が大きく300億~350億USドル
規模で成長しています。
マレーシアでは250億~300億USドル規模での推移、シンガポールでは
180億~250億USドルで推移しています。
ミャンマー、カンボジアはそれぞれ60億USドル、80億USドル規模と
なっています。
タイの大手ゼネコン3社では2016年度の1月~9月期業績が以下のように
なっています。
イタリアンタイ・デベロップメント(ITD) 売上351億5000万バーツ、
純利益―2億9900万バーツ
チョーガンチャーン(CK) 売上394億700万バーツ、
純利益16億6000万バーツ
シノタイ・エンジニアリング (STEC)売上131億8500万バーツ、
純利益7億600万バーツ
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