タイの上場企業、インターファーイーストエナジーは債務返済計画を進める
タイ証券取引所(SET)上場のインターファーイーストエナジー
Inter Far East Energy Corporation(IFEC)は
再利用エネルギー発電企業です。
再生可能エネルギー、太陽光発電、風力発電、バイオマス発電、
廃棄物による発電を手掛けています。
近年、海外で発電所などの買収も行い事業拡大を進めています。
同社は2014年までコニカミノルタ社などのオフィス複合機代理店
や自動コピー機ブランド”Risograph”など事務用品レンタル・
販売を手掛けてきましたが、事業低迷により2001年に裁判所より
破産宣告を受け、その後事業転換を決断しエネルギー事業へ
シフトしました。
2016年度第3四半期までの業績は、売上16億2500万バーツ、
純利益1億7800万バーツでした。
IFEC社は今後数ヶ月にわたって同社債務デフォルトを解決するため、
自社内資産を切り売りしてDhara Dhevi Hotel(チェンマイ)や
稼働中の発電所などを売却する予定です。
IFEC社の株式2億株以上を持っている大株主であるThai Industrial
Estate Ltd,社のThavich Taychanavakul氏は、他の6株主に向けて
解決案を支持するように求めています。
IFEC社は2度目のデフォルトを引き起こしていて、
Solaris Asset Management社の手形決済2億バーツ分の返済を
履行できませんでした。
その前はLH Fundの手形決済1億バーツ分を不履行しています。
IFEC社の第3四半期時点の負債は92億8000万バーツとなっています。
一方で総資産は146億バーツになっています。
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