タイ・ポリコン子会社、TPCパワーホールディングス社はタイ南部の洪水被害は無いと報告
タイ・ポリコンThai Polycons(TPOLY)の子会社である
TPCパワーTPC Power Holding(TPCH)は、30年ぶりの
大規模洪水の中でもタイ南部の5つの再生エネルギー発電所は
問題なく稼働・進行していると発表しています。
同社代表取締役Cherdsak Wattanavijitkul氏は、
ナコンシータマラート県にあるTPCH社保有の2基の
バイオマス発電所、建設中の3基のバイオマス発電所には洪水での
問題はないとコメントしています。
また、同社はほかに4つのバイオマス発電所(コンバインドサイクル)
Changrak Bio Power、Maewong Energy、Mahachai Green Power、
Thung Sung Green、合計40MWを保有しています。
2017年度はさらに追加で11の発電所計画を進め、合計発電能力は
132MW規模まで伸びる見通しです。
TPCH社は2016年後半に3億590万バーツを投じ、ノンタブリー県にある
廃棄物発電企業のSiam Power Co社の株式45%を購入。
2018年より8MWの発電が始まる予定です。
タイ・ポリコン社(TPOLY)はタイSET市場に上場している
公共・民間セクター向けの建設企業で、建設、エンジニアリング、
発電事業などを手掛けています。
チョンブリ県のAtara Community Mallや、
その他にPhathumthani University、Ajinomoto plant、
Rayong Hospital building、
dormitory at North Bangkok College、TOYOTA Asia Pacific
本社などの建設実績があります。
子会社はTPC Power Holding社、TPC Asset社、
TPC Bangkok Supply社などがあります。
TPCパワーホールディングス(TPCH)社はタイ証券取引所二部市場
MAIへ2015年に上場しています。
16年時点の総発電量は200MWで、2020年までに350MWを目指すと
ラオスでの水力発電事業のMOUを結んだ後に上方修正しています。
2016年度の第3四半期までの業績は売上で4億7400万バーツ、
純利益では1億3000万バーツになっています。
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