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英国系企業、Lycamobile社とマレーシア系通信会社、Enabling Asia Tech社がタイの国営電話公社についてMVNOサービスに関心

英国系企業Lycamobileライカモバイル社と、マレーシア系通信会社、
エネイブリングアジアテックEnabling Asia Tech社は
タイの国営電話公社についてMVNOサービスに関心があると
しています。

※MVNOとは「Mobile Virtual Network Operator」、
「仮想移動体サービス事業者」を指します。
携帯電話回線などの無線通信基盤を他の通信事業者から借り受け、
独自サービスを付加して提供する企業です。

タイ電話公社は過去、AISやDTACなどへ通信環境の提供を
行ってきましたが、3G、4G通信などはタイの通信省から入札で
勝ち取ったため、タイ電話公社側としても次の収益を求める動き
を模索してきました。

ライカモバイルLycamobile社は世界21カ国、1600万件のユーザーを
保有する企業で、ヨーロッパではレバラ(lebara)社などと共に大手の
MVNO社の一つです。
タイの国家通信放送委員会National Broadcasting and
Telecommunications Commission(NBTC)から認可が下りれば、
海外企業としてタイ国内初めてのヨーロッパMVNO企業となります。
マレーシアのエネイブリングアジアテックEnabling Asia Tech社も
既にMobile-8テレコムタイランド社として設立しています。

Enabling Asia TechグループはIEC Technology社を
買収しています。
IECテクノロジー社はタイ証券取引所(SET)上場企業IECから
購入しました。
過去ブランドのIEC 3Gセルラー、 Buzzmeブランドとして
変更されています。
※THE INTERNATIONAL ENGINEERING(IEC)は
2016年6月第2四半期以降の財務報告書を提出できない状態が
続いています。

タイのMVNO市場はまだ小さく、既存キャリアが9000万件以上ある中で
50万件以下の数字となっています。
主なプレイヤーとしてはRealMove、The White Space、
Samart i-Mobile、Data CDMA、Loxley、Mobile-8の6社が
あります。

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