タイの2017年インフラプロジェクトに関して
タイにおける2017年のインフラプロジェクトに関しては、
ロジスティクス、不動産開発などが進むものと見られています。
総額およそ1.8兆バーツに及び、バンコクから地方都市への交通・
輸送の改善、近隣県の不動産開発が進む可能性が高いとされています。
タイ不動産最大手、プルックサーリアル・エステイトPruksa Real
Estate(PS)のCEOは2017年のインフラ開発プロジェクトは不動産開発に
追い風となると予想します。
新しいオフィス不動産によって職場近くに住みたいと考えるワーカーの
移動が増加し、新たな大量輸送ルートに近い場所での住宅プロジェクトが
推進されます。
タイ運輸省の調査によると、タイの総合的物流コストは国内総生産の
約14%に相当するとしています。
どちらも、マレーシア、シンガポールよりも高い数字です。
フロスト&サリバン社の発表では、タイの物流総価値は859億USドルで、
およそ3兆バーツ規模であったとしていて、前年比+7.5%で
成長しています。
同社ではタイの物流市場はまだASEANのハブとして成長を続けると
予想しています。
(鉄道プロジェクト関連)複線化プロジェクト・各投資額
Chira Junction – Khon Kaen 鉄道路線:260億B
Prachuap Khirikan – Chunphon 鉄道路線:72億B
Nakhon Pathorn – Huahin 鉄道路線:200億B
Map Kabao – Nakhon Ratchasima 鉄道路線:298億B
Lobburi – Pak nam pho 鉄道路線:248億B
Huahin – Prachuap Khirika 鉄道路線:94億B
(空港整備プロジェクト関連)
Suvarnabhumi Airport第2拡張工事:550億B
(高速道路プロジェクト関連)
Bangpa-in – Nakhon Rachashima高速道路:760億B
Bang Yai – Khanchanaburi高速道路:240億B
(大量輸送交通機関プロジェクト関連)
Orange Line Talingchan – Minburi首都圏鉄道:1928億B
Yellow Line Lat Phrao – Samrong 首都圏鉄道:518億B
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