タイの不動産開発大手、カントリー・グループ・ホールディングスはSET50入りを目標
タイの不動産開発大手、カントリー・グループ・ホールディングス
Country Group Holdings(CGH)は、2020年度までにSET50入り
(優良大手企業グループ)を目指すとしています。
2015年度に組織を大きく改編した同社は、カントリーグループ証券
Country Group Securities(CGS)から不動産関連投資企業へシフト
しました。
低調な株式仲買会社から投資持株会社に移行して、投資事業が
成長しています。
同グループはタエチャボン財閥Taechaubol familyの2代目が
運営していて、4つの主要事業は以下のようになっています。
1:証券仲介のカントリーグループ証券99%出資
2:資産管理会社MFC Asset Management社の24.8%出資
3:鉱山開発パデン・インダストリーPadaeng Industry(PDI)社の
24.9%
4:不動産開発のカントリーグループデベロップメント
Country Group Development社の9%出資
カントリー・グループ・ホールディングスCountry Group Holdings
(CGH)の2016年度の1月~9月期業績は売上11億9100万バーツ、
純利益3億5900万バーツでした。
証券仲介売上は2014年10億200万バーツであったのが、
2015年8億6700万バーツ、2016年1月~9月期の業績で
4億8100万バーツと下落傾向が続いています。
また、主要事業の一つであるパデン・インダストリー(PDI)社は
2018年以降に国内外の太陽光発電所から高い収入を生み出す可能性が
あると追記しています。
この記事へのコメントはありません。