タイのEコマース小売市場は2017年も継続的成長が予想される(1)
タイのEコマース小売市場は、2017年も継続的成長が予想されています。
ウェブ、インターネットへのアクセス時間増、インフラ整備、タイ全国
の高速無線ブロードバンドアクセス、スマートフォンやスマートデバイス
普及の影響などで、Eコマース市場は安定的に成長しています。
2016年4月には中国の電子商取引大手、アリババ・グループが
ドイツ資本であったLazadaのウェブサイトを買収、計10億ドルを
投じ、Lazada株を取得しました。
今後、より多くの中国製品をウェブサイト販売していくことを
発表しています。
また、シンガポール資本のEzbuy社はタイ市場へ進出を開始しました。
(https://ezbuy.co.th/)
同社は既に東南アジアや台湾、中国などへ進出しています。
低価格、MRTやセブンイレブン、マクドナルド、モールで受け取り可能、
他国販売の商品も購入可能、などの特徴があります。
グーグル社やシンガポールが調査したタイEコマース市場は、
2016年に29%成長しました。
2015年の90万ドルからさらに成長、2025年までに110億ドルまで
増加する見通しです。
スマートフォン、携帯電話の普及、アクセススピードも3G、4G回線に
なった影響で購入する際の煩わしさも減っているとしています。
タイEコマース協会の会長であるPawoot Pongvitayapanu氏は
2017年度のEC市場成長率は25~30%と予測しています。
既に1000万人~1500万人規模のインターネットオンラインショッピング
経験者がおり、販売事業者は100万以上としています。
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