アメリカ連邦準備理事会が2016年12月に金利誘導目標を+0.25ポイント引き上げ
米連邦準備理事会は2016年12月に開催した連邦公開市場委員会で、
金利の誘導目標を+0.25ポイント引き上げ0.50~0.75%とする
ことを決定しました。
この利上げは2015年12月以来1年ぶりとなりました。
アメリカの利回りの上昇と新興市場からの資金流出の可能性が
高まり、12月14日のASEANの各市場は今回の発表を受けて
インドネシア証券取引所(IDX)は-0.43%下落、
マレーシア証券取引所(BURSA)は+0.05%わずかに上昇、
フィリピン証券取引所(PSE)では―0.07%下落、
シンガポール証券取引所(SGX)は+0.24%の上昇となりました。
一方でベトナム株式市場は第3四半期まで上昇傾向を続けています。
USドルは14年ぶり高値となり、国債利回りは2014年9月以来の
最高水準に達しました。
来年の利上げ回数が市場予想を上回ったこともあり、
世界的な市場はインフレ・ラリーになる可能性があると
指摘されています。
インドネシア証券取引所は-0.4%下落し、消費者および電気通信株
などが下落しました。
一週間のマイナスは-1.4%となりました。
ココア豆輸出市場も2017年-29%減少すると予想されています。
フィリピン証券取引所(PSE)株価は、不動産および通信部門が影響を
受け一週間で-2.7%下落しました。
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