タイのカシコーン銀行はバックオフィス機能を強化し、保険販売
タイの大手金融機関のカシコーン銀行(KBANK)ではバックオフィス
機能を強化して保険販売、特に中間層向け保険の販売強化を
進めます。
タイ保険委員会Office of Insurance Commission(OIC)では
銀行サイドは顧客に向けての保険説明、教育をするように
求めています。
同行では所得が15,000~30,000の月収であるタイ人中間層を
ターゲットとして、潜在顧客向け説明能力の強化を進めます。
同行の分析では中間層の保険加入割合は10%程度で、
加入者のほとんどが月収5万バーツ以上のアッパーインカム層
であるためとしています。
2016年時点では低金利でタイ国内定期預金はあまり魅力的
でないものとなっており、同行は所得税控除と長期投資の観点から
保険商品を薦める体制を整えます。
2017年におけるバンカシュアランス(銀行による保険販売)
手数料収入としては前年比+4%程度の成長になる見通しです。
銀行の調査では、タイ人中間所得層は保険商品需要があるが、
どの商品・どのプランが必要なのかわからないことが購入を
戸惑う理由上位としています。
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