東南アジア域内でEC市場が急速成長、特にマレーシアとタイEC市場
東南アジア域内ではEC市場が急速に成長しています。
2015年度末は110億USドルでしたが、2020年度までに
250億USドルまで伸びるとしています。
Frost & Sullivan社によると、ASEAN6か国のB2C市場は
年間で17%ずつ成長しています。
マレーシアとタイが最も大きな市場となっていて、
マレーシア23億ドル、タイは21億ドルとしています。
続いてベトナムとインドネシアが伸びています。
インドネシアとベトナム、フィリピンはそれぞれ人口規模が大きく、
今後の成長市場と言われています。
同市場の拡大は、携帯電話の普及とインターネット接続サービスの
常時化によってECコマースへのアクセスが便利になったことと、
急速に中間層比率が伸びていることが後押しとなっています。
さらに、日本と同様に時短を後押しするサービスや隙間産業を埋める
サービスも出始めています。
レストラン予約サービス、レストラン検索サービスを提供する
OFFPEAKタイランド社はマレーシアで誕生した企業です。
シンガポールに進出後、2015年に資金調達シリーズAを実施し、
タイとベトナムに進出しました。
(https://www.offpeak.co.th/)
混んでいない時間帯に割引や特典が受けられるサービスをアプリで
提供しています。
似たようなサービスとしてはタイで生まれた企業のEatigoがあり、
同社はタイとシンガポールで展開しています。
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