タイの緑茶飲料・日本食チェーン大手、オイシ・グループは海外戦略強化
タイの緑茶飲料・日本食レストラン大手のオイシ・グループ
(OISHI)が海外拡張計画をマッピングし、2017年にはタイ国内市場での
地位を強化していくと発表しています。
同社は1999年設立、2004年にタイ証券取引所(SET)へ上場しています。
2016年度1月~9月期業績は売上105億800万バーツ、
純利益8億8700万バーツになっています。
今後12億バーツを投資してバックオフィスの改善、コア商品の開発、
内部環境整備を進めます。
6億バーツは食品部門の投資、3億バーツは飲料部門への投資を
検討しています。
オイシ・グループ社では2017年からはラオス、カンボジアにて
外食レストラン・小売店舗の展開を検討しています。
さらに2018年からはベトナムも候補に入れています。
既にミャンマーのヤンゴンでは”シャブシShabushi”レストランを
2店舗開業しています。
タイ国内では16年9月末時点で242店舗が開業中です。
2017年度目標ではさらに15店舗を新規開業したい考えです。
飲料部門、緑茶部門ではヨーロッパ市場、中東市場を狙います。
タイ国内では2017年度以降の購買力がさらに高まると分析していて、
消費者ニーズや人口構成の変化に対応していき、食品・メニューや
味を改善するなど、製品開発に焦点を当てるとコメントしています。
またティーンエイジャー向け商品開発を進めており、
清涼飲料オイシ・キョホウOishi Kyoho(380ml)は1月~10月期で
32%の利益をもたらしています。
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