タイのTCCグループ傘下のベーリユッカーはBIGC店舗数の倍増計画
タイのTCCグループ傘下のベーリユッカー(BJC)は、
傘下のBIGC店舗数を倍増する計画を発表しています。
100億バーツを用意して、そのうち80%の額は
小売企業大手のビッグCスーパーセンター(BIGC)の
事業拡大へ投資します。
9つのBig C Hypermarketsと4つのBig C Market stores、
200のコンビニタイプのMini Big C outletsを建設、
出店する計画です。
2016年9月末時点でBig C Hypermarkets(114店舗)、
Big C Extra(15店舗)、Big C Markets(59店舗)と
なっていますが、コンビニエンスストアタイプのMini Big C
(487店舗)にはかなりの比率で投資を進めます。
残り20%の投資額はBJC社の事業拡大へ向けられ、パッケージング事業、
ガラスボトル事業などへ投資します。
2017年後半に1日300トンクラスが生産できる工場を建設中です。
この工場の完成で1日2735トンが製造可能になり、前年比10%の
製造能力となります。
BJC社の2016年度1月~9月期業績は売上974億3600万バーツ、
純利益27億7200万バーツとなっています。
総負債が1540億バーツ、金融機関の借り入れ670億バーツなどに
なります。
今後、調達利子の削減と借り換えを目的とした社債を発行予定で、
200億バーツを16年内に、470億バーツを2017年年内に発行すると
しています。
BIGCに関しては総売上が落ちる見通しです。
不採算商品の取り止めや利益重視の方向を打ち出したためと
しています。
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