タイ国営石油傘下のPTT石油開発PTTEP社に関して
PTT石油開発(PTTEP)は石油開発権益鉱区をタイ国内やミャンマー、
マレーシアで保有しています。
タイではボンコット鉱区で石油・ガス開発を進めています。
PTTEPは44.4%の権益を保有し、その他はTotal E&P Thailandが
33.3%、BG Asia Pacific社が22.2%を保有しています。
ボンコット鉱区では天然ガスを一日あたり9億立方フィート
生産しており、その量はタイ国内生産量の20%を占めています。
また、同鉱区は600名以上のスタッフが勤務しています。
同社は原油と天然ガスの探査、石油・天然ガスの油田開発ならびに
生産を行っていて、タイ国営石油公社(PTT)が親会社になります。
親会社であるタイ石油公社(PTT)が同社の発行済み株式数の65%を
支配しています。
1985年に創業された会社でタイ国営石油公社の探索・生産部門です。
世界に約40の探索・生産プロジェクトを展開し、
確認埋蔵量の比率は天然ガスが79%、石油が21%となっています。
海外では、ガス・パイプライン事業やエネルギー分野に関連した事業
への投資も行っています。
近隣のASEAN各国(ミャンマー、ベトナム、インドネシア、カンボジア)
以外の投資ではオーストラリア、ニュージーランド、オマーン、
アルジェリア、ケニア、モザンビーク、カナダで開発プロジェクトを
持っています。
PTT石油開発(PTTEP)はタイ証券取引所(SET)内で第2位の売上規模を
誇っています。
2016年度第3四半期までの業績は売上1159億バーツ、
純利益137億バーツでした。
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