タイ最大の上場企業、タイ国営石油が新規子会社の小売部門新設案
タイ最大の上場企業であるタイ国営石油(PTT)では、
6番目の子会社の石油小売部門を管理統括する企業を
新設します。
小売部門担当の新会社を設立し、PTT Oil Retail
Business社を”PTTOR”として、各子会社が自社内で
管理してきた小売部門をまとめてしまう計画です。
PTT石油開発(PTTEP)、PTTグローバルケミカル(PTTGC)、
タイオイル(TOP)、IRPC(IRPC)、Global Power Synergy Co
(GPSC)などに続いて主力事業に育てていくとしています。
また海外に向けての石油小売り事業の強化を進めます。
ラオス、カンボジア、フィリピンにはすでにガソリンスタンド
事業が進出済みですが、さらに海外展開を広げていきます。
新設するPTTOR社はLPGガス、ガソリン、航空燃料、潤滑油などの
販売をタイ国内、海外向けに展開を進めます。
またガソリン物流、供給、自動車メンテナンス”Fit Auto”や、
カフェ小売事業”Cafe Amazon”などの拡大を進めます。
タイ国営石油PTTの2016年1月~9月期業績は
売上1兆2589億バーツ、純利益755億2200万バーツとなっています。
この記事へのコメントはありません。