タイの高架鉄道BTSライン駅の周辺不動産が上昇中
バンコクの中心部を走るBTSの北側駅周辺で不動産物件価格が
上昇しています。
サンシリ(SIRI)子会社のプラスプロパティ社の発表では、
ここ5~6年の間でサナンパオSanam Pao駅、アーリーAri駅、
サパンクワイSaphan Khwai駅の3か所で50~60%上場しました。
高級住宅物件開発が進んだこと、住宅密集地域としての影響、
元々の土地柄で富裕層、公務員、自営業者が多く住むエリアであった
ことも価格を引き上げました。
また、既に広い不動産を得られない場所のため、限定性も価格を
上げる要因になっています。
2016年に開通したパープルラインがいずれブルーラインの
バンスー駅に接続される予定もあり、バンコク北部エリアの利便性
向上はさらに予想されています。
同社が周辺地区2184戸数のコンドミニアムを調査したところ、
91%は売約済みで高層コンドミニアムの平均販売価格は1平米
16万バーツ、低層コンドミニアム販売価格は1平米102,000バーツと
なっています。
1ベッドルームタイプ30平米の場合、投資効率5~7%となっています。
中心部サイアム地区にも近く、スクンビット地区に比べるとまだ
低水準であることから、バンコク北部地区沿線の価格はまだ上がる
可能性が高く、サナンパオ駅、アーリー駅、サパンクワイ駅周辺の
未開発不動産価格は年間5~25%増加しているとしています。
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