By: spotter_nl – CC BY 2.0

タイ王室庁は10月9日、国王の健康状態が不安定で、
すべての公務を取りやめるよう医師団が進言したと発表。
血液透析と水頭症の治療を行ったのちに血圧低下、
心拍数上昇するなどの症状が出た。

10月13日木曜日、インターネットなど一部では日中に情報が
流れていたものの、公式的には19時に首相府からテレビ一斉放送に
より、プミポン国王が同日午後15時52分、入院先のバンコクの
シリラート病院で逝去と発表された。

その後、軍事政権から伝えられた発表の概要は以下の通り。
(1)全ての公的な場所、国営企業、政府関係機関及び教育機関は
　10月14日より30日間半旗を掲揚する。
(2)全ての公務員及び国営企業従業員、政府機関職員は、
10月14日より1年間喪に服す。
(3)一般国民は適切な行動を考えて行動すること。

その他メディアで出されていた情報
・黒い洋服の着用の推奨（義務ではない）
・SNSなどで王様の写真をアップしないこと、不安を高める情報を
シェアしないこと　
・王室に関する写真の改編、改造したものをアップしないこと
・クラブ、パーティ、コンサートなどの禁止（おそらく30日間の禁止）

以上の項目には罰則規定は無い。

大型イベントやコンサートは既に中止を発表しているケースが
見受けられる。
(http://www.thairath.co.th/content/753311)
タイでキャンセルとなったコンサート一覧
サイアム・パラゴンでの有名タイ人歌手ラーンソンコン・
キアンプレーンのコンサート中止(10/15)
Scorpions 50th Anniversary Tour 2016 コンサート中止(10/26)