情報通信・テクノロジー分野で上場しているタイの大手企業について(3)
ジャスミン・インターナショナル(JAS)社はタイ国内ブロードバンド
回線事業、タイ国内通信ネットワーク事業、ITシステム開発事業の
3分野を得意としています。
2015年12月に携帯電話キャリア回線入札を勝ち取ったものの、
ライセンスフィーを国家へ納めることが出来ず、入札は2016年に
やり直しとなりました。
子会社もいくつか上場しており、
ジャスミン・テレコム(JTS)(タイ国内ITシステム・インフラ構築)、
モノ・テクノロジー(MONO)(タイデジタルTVチャンネル放送局)、
ジャスミン・ブロードバンド・インターネット・インフラファンド
(JASIF)(インターネット通信投資ファンド)などがタイ証券取引所で
取引されています。
ラオスやカンボジアでも展開しているサマート・コーポレーション
(SAMART)は創業者Vilailuckヴィライラック財閥が経営、
代表取締役はワッチャイ・ヴィライラックWatchai Vilailuk氏が
務めています。
中核事業である通信事業の子会社2社もタイ証券取引所へ上場させていて、
サマート・アイモバイル(SIM)(携帯機器販売・通信事業)、
サマート・テレコム(SAMTEL)(通信インフラ・構築事業)などを
展開中です。
タイのSVOA社(SVOA)社は情報通信インフラ、
コンピューターハードウエア、スキャナー、印刷機器、
コンピューターアクセサリーなどの販売を行っています。
また自社ブランドSVOAブランドでパソコンの販売なども
手掛けています。
システムの開発、コンピューターメンテナンス、リース、
ファクタリングなども手掛け、キーボード、PCアクセサリー
販売もしています。
子会社にはAsys Computer社、DataOne Asia (Thailand)社
などを傘下に持ちます。
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