タイのエビ・水産加工最大手、タイ・ユニオン・グループが米系レッドロブスターへ出資
タイのエビ等水産加工最大手であるタイ・ユニオン・グループ
Thai Union Group(TU)では、アメリカのシーフード外食チェーン、
Red Lobsterレッドロブスター社へ5億7500万ドル規模の出資を
発表しました。
今回の出資はこれまでの同業他社への出資とは異なり、
外食レストラン事業への進出となります。
CEOのThiraphong Chansiri氏はレストラン事業やレストラン経営の
事業機会を学ぶための投資であるとしていて、レッドロブスター社
株式25%分を取得する予定です。
レッドロブスター社はフロリダ州の外食レストラン大手で58,000名の
従業員を抱え、700店舗以上のレストランを主にアメリカ・カナダで展開。
その他日本に24店舗、マレーシアに7店舗展開しています。
東京、神奈川、千葉、埼玉など関東圏に多く出店しています。
レッドロブスターは1968年にウィリアム・ビル・ダーデン氏と
ジョー・リー氏によって創設されました。
創設者のビル・ダーデン氏はすでにに実業家として数々の成功を
収めていましたが、肉食中心のアメリカで高タンパク・低カロリーの
シーフードに着目、フロリダ中央のレイクランドという町に1号店を
オープンさせたのが始まりです。
タイ・ユニオン社はこれまで20年以上に渡りレッドロブスター社へ
魚介類を提供してきました。
2016年上半期業績も好調で、売上666億バーツ、
純利益は27億バーツとなっています。
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