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タイ証券取引所(SET)上場企業の海運大手、トレセン・タイ・
エージェンシー(TTA)は水道・水処理事業の合弁会社設立を
発表しています。
新しい合弁会社はTTA　Suez　Co.,Ltd.で、資本金は200万バーツ、
株式保有比率はトレセン・グループが51％、
スエズ・エンバイロンメント・サウスイーストアジア
Suez　Environnement　South　East　Asia　Limitedが
49％になっています。

トレセン・タイ・エージェンシーは、TTA Suez社では
飲料水・排水処理事業の民営参入を目指していくとしています。

また、同社は船舶仲介事業を展開しているThoresen Shipping
and Logistics(TSL)社の49％株式を、Naxco Asia社の子会社、
Naxco Shipping and Logistics(Thailand)Ltdへ売却すると
発表しました。
Naxco Asia社はシンガポールにある海運系の企業で、
これまでNaxcoグループ51％、トレセングループ49％の
保有比率でした。

トレセン・タイ・エージェンシーでは海運ビジネスの再構築、
事業多角化を目指しています。
2015年度業績は売上216億9800万バーツ、
純利益－113億バーツでした。
2016年度上半期は売上69億7800万バーツ、
純利益－2億6100万バーツとなっています。