タイ国内の書籍読者人口は電子書籍普及やメディア状況変化にも関わらず同じ
大手出版チェーン、Nai-in(アマリン社ブランド)、
B2S(セントラル系)、Se-Ed(SE-ED系)の3社がタイ国内の
書籍購入動向を調査したところ、書店に行く回数は2週間に1回、
E-BOOKSを購入をしているのは10%以下であるとしています。
また、読書習慣の多い層はソーシャルメディア系の利用も高い
としています。
アマリン・プリンティング(AMARIN)社は出版、書店チェーン大手で
“Nai-In”ブランドの書店をバンコクを中心に199店舗を展開しています。
2015年度業績は売上20億300万バーツ、純利益―4億1700万バーツでした。
B2Sは文房具、書籍、新聞を販売するチェーンでタイ全国に42店舗を
展開中です。
同社はタイ証券取引所上場のCOL社(COL)傘下です。
COL社全体の2015年度業績は売上108億2600万バーツ、
純利益3億9300万バーツでした。
SEエデュケーション(SE-ED)社も同じく出版、書籍チェーン396店舗を
展開する上場企業です。
2015年度業績は売上45億4400万バーツ、純利益7088万バーツでした。
この他にTCCグループが運営をするAsia Booksもタイ国内で48店舗を
展開中です。
2015年度の書籍販売全体売上は120億バーツであったとタイ書籍・
出版協会では発表しています。
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