タイ証券取引所がタイのベンチャー企業・スタートアップ企業向け支援を準備
タイ証券取引所(SET)では今後タイのベンチャー企業、
スタートアップ企業向けに資金調達、増資などの情報ツールを
集めた施設を準備すると発表しています。
スローガンテーマThailand 4.0を実現するために若い企業の
技術開発支援、イノベーションが必要であるとしています。
同証券取引所ではスタートアップ向けに上場のための魅力的な
プランを検討し、候補先の一つとしてバイオ技術分や企業を
挙げています。
また、同スキームをカンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナムへ
広げていくように進め、タイを資金調達しやすい環境下へ置くと
しています。
タイ財務省が目指すのはタイランド・フューチャー・ファンド
(TFF)で、2016年7月より100億バーツで始まっています。
その一部をベンチャーキャピタルなどへ投資していく計画です。
タイランド・フューチャー・ファンドは1000億バーツ規模で
大型幹線道路、鉄道、港湾整備のために組成される国営ファンドで、
タクシン政権下で始まったヴァユパックファンドを由来とします。
最低リターンを保証することで投資家への安定的な配当を目指します。
まず3本の大型道路Bangkok-Rayongモータウェイへの投資、
アユタヤ県、パタヤ県をつなぐアウターリング道路への投資、
RamaIII通り-Dao Kanong-Kanchanaphisek Road
(西部アウターリング)への投資を決定しています。
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