8月7日、タイの国民投票結果が正式に発表
タイの選挙管理委員会は、新憲法案の是非を問う8月7日国民投票の
集計結果を発表。
新憲法案は61%で賛成多数となりました。
プラユット暫定首相は会見で新憲法に基づく総選挙(議員選出)が
2017年11月にも実施されるとコメントしました。
今回の国民投票では新憲法案に賛成が1,682万票(61.4%)、
反対が1,059万票(38.7%)となりました。
事前調査ではタクシン派支持政党・不支持政党がそれぞれ反対の意見を
出していましたが、今回の新憲法案を通し早期民政化を目指す意思が
働いたとの意見が出ています。
タクシン支持派層が多いタイ北部・東北部でも北部の賛成票57%、
東北部の賛成票48%となりました。
野党の力が大きい中部では69%が賛成、南部でも76%となっています。
今回の選挙結果によりプミポン国王の承認を経た後に新憲法が
公布されます。
プラユット暫定首相は今後の日程として、新憲法が約3カ月後に公布、
議員を選出する総選挙は2017年11~12月の実施予定としています。
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