タイの通信キャリア大手、インタッチ・グループの解説
タイの携帯電話通信大手、インタッチ・コーポレーション社(INTOCH)は
タイの元首相タクシン・チナワットVikrom Kromadit氏が創業した
携帯電話キャリアグループです。
2006年に突如シンガポ-ルの国策投資会社である
テマセク・ホールディングスへ売却し、突然の通信事業売却、
また売却税を払わないスキームでの取引であったことから反タクシン運動
を盛り上げる契機となりました。
アドバンスド・インフォサービス(ADVANC)はタイの携帯電話通信キャリア
1位でおよそ48%のシェアを誇ります。
携帯電話通信、決済、ブロードバンド回線なども手掛けています。
INTUCH社の2015年度業績は
売上292億バーツ(876億円規模)、純利益160億バーツ
(80億円規模)でした。
ADVANC社の2015年度業績は
売上1560億バーツ(4680億円規模)、純利益391億バーツ
(1173億円規模)でした。
・主なグループ傘下の上場企業
インタッチ・ホールディングス (INTUCH):タイ国内通信サービスの
持ち株企業
アドバンスド・インフォサービス(ADVANC):タイ国内携帯キャリア1位
タイコム(THCOM):タイの衛星通信事業大手
CSロックスインフォ(CSL):タイ国内ブローバンド回線企業
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