タイのセメント大手2位のサイアムシティセメントがホルシム系スリランカ子会社を買収
タイの大手セメント2位のサイアム・シティ・セメント(SCCC)は、
スイスのセメント世界最大手、ラファージュ・ホルシム
LafargeHolcimのスリランカ子会社、ホルシム・ランカの株式99%
を約131億バーツで取得すると発表しました。
同社はスリランカ国内でもセメント市場大手企業であり、
南アジアにおいての展開に優位なポジションを取れると
判断されました。
2016年度内にサイアム・シティ・セメント(SCCC)社子会社
INSEE Cement Holdings社がHolcim(Lanka)Ltd,98%以上の
株式を取得します。
スイス系ホルシム社は2015年に同社株式27.5%をシンガポールに本拠を
構えるJardine Cycle & Carriage Ltd(C07)に売却しています。
サイアムシティ・セメント社はタイのラタナラック財閥が展開する
セメント企業です。
2015年度業績は売上314億8100万バーツ、
純利益45億7900万バーツとなっています。
この記事へのコメントはありません。