By: harriet8 – CC BY 2.0

タイのエンターテインメント・メディア市場は2020年度まで
成長を続け、およそ115億ドル規模まで成長する見通しです。
今後5か年では＋5％以上の成長予測が出ています。

PWCのグローバルエンターテインメント概要レポート2016～2020の
内容では、PWC Thailand社はライブ・リアル体験がデジタル世界との
差別化につながり、エンターテインメント市場のカギとなると
見ています。
音楽のコンサート、サッカーの観戦などを例に挙げています。

タイ国内市場の娯楽大手企業各社の2015年度売り上げは
GMMグラミー(GRAMMY)：音楽・芸能：売上97億バーツ
RS(RS)：音楽・芸能：売上37億バーツ
BECワールド(BEC)：TV局・イベント：売上160億バーツ
MCOT(MCOT)：TV局：売上38億バーツ
メジャーシネプレックス(MAJOR)：映画館：売上92億バーツと
なっています。

一方、今後世界的に伸びない市場としては雑誌関連、新聞関連が
挙げられ低い成長率を予測しています。
タイでも同様にそれぞれマイナス成長が予測されています。

タイの新聞大手として上場している企業は
バンコクポスト(POST)：売上22億バーツ
ネーション・マルチメディア(NMG)：売上31億バーツ
サイアムスポーツシンジケート(SPORT)：売上20億バーツなどが
あります。

PWC Thailand社ではインターネット広告収入も出していて、
2015年3200万USドル、2011年の1400万USドルから急速に伸びている
としています。