タイの中堅銀行、TISCOファイナンシャルグループでは上半期業績を発表
タイの中堅銀行であるTISCOファイナンシャルグループ
TISCO Financial Group(TISCO)の上半期純利益は
24億6600万バーツ(前年同期比12%増加)であったと
しています。
総資産は2702億2319万バーツとなっています。
第2四半期では純利益12億バーツとなっていて、
前年同期比+20%増となっています。
同期までの融資金額は2308億バーツとなり、前期比-1%に
なっています。
また第2四半期では貸し倒れに関して62億バーツが
発生しています。
他の中堅銀行CMIBタイランド銀行(CIMBT)では、支店数を削減していき、
デジタルバンキングサービスを強化してライフスタイル変化に対応すると
しています。
2016年度内に16支店を閉鎖予定、総支店数を80まで下げる予定です。
同銀行は2012より支店数を減らしてきており、当時は163店舗でしたが、
2016年6月までで96店舗までになりました。
CIMBTはマレーシア系の金融機関で、赤字が継続していたバンクタイ
(BT)を買収し誕生しました。
2016年第1四半期では純利益3億2700万バーツでした。
同行はプレミアム顧客を集める戦略を採用し、100万バーツ以上資産を
預ける顧客を14年までで37,344名、15年までで48,270名、2016年6月までで
53,160名へと増やしています。
今後100万バーツ以上の資産顧客はを6万人、総資産2000億バーツを
目指します。
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