タイのインターネットコマースによる売上比率は2021年まで二桁成長の予想
タイのインターネットコマースによる売上比率は2021年まで二桁で
成長していき、売上比率も大きく伸びると予想されています。
背景はモバイルによるインターネット決済の普及、
タイ国内の流通網が整うこと、輸送コストが下がることが
挙げられています。
Eコマース”iTruemart”、”weloveshopping”を運営するTRUE系の
Ascend Commerce社ではタイ国内のオンラインコマース市場は
成長し続けており、今後5年間で+30%成長すると見ています。
TRUE社の2016年度第1四半期業績は売上326億8400万バーツ、
純利益では19億6800万バーツになっています。
タイ政府もプロンプトペイPromptPayと呼ばれる決済スキームを
発表していて、金融決済におけるコストが一段と下がると
予想されています。
2015年には1個あたり45バーツ掛かっていた輸送コストは今後
20バーツまで下がるとしています。
タイのEコマース市場はシンガポール、インドネシア、マレーシアに
次ぎ東南アジアで4位となっています。
また、スマートフォン普及率は2013年で43%、2015年には61%と
急速に上昇し、2017年には80%まで伸びるとしています。
Ascend Commerce社は3億バーツを掛け、自社ブランドで”Wemall”
を立ち上げました。
(http://www.wemall.com/en/)
こちらはオンライン小売マーケットプレイスで100ブランド以上を
取扱い約6万商品が並びます。
ブランド別、IT商品群、化粧品群などに分類され、月間200万人が
訪れています。
同社は発注のコミッションと運送会社から売り上げを得ると
しています。
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