タイの屋外広告看板大手のマスターアドは5億バーツを新規広告スペース投資
屋外広告看板大手のマスターアドMASTER Ad社(MACO)は
今後5億バーツをかけ、特にバンコク首都圏郊外・地方で
新規広告スペースに投資を行います。
バンコク都内では屋内・屋外広告市場余地はそれほどなく、
タイの人口の70%はバンコクではないエリアに住んでいます。
また、自社成長と合わせて他社買収も行い、売上前年比+15%増の
10億バーツを狙います。
2016年度は3~4社と交渉を行い規模拡大を進めます。
同社の2015年度業績は売上7億2100万バーツ、
純利益では1億7000万バーツでした。
2015年末時点で屋外広告看板1,347箇所、660箇所のビルボードが0
あり、556のストリートベンチ広告、131箇所の輸送機関ディスプレイを
持っています。
16年後半の投資により、2,000箇所の屋外広告看板に増やします。
同社ではインターネットが普及しても地方の屋外看板広告ニーズは
変わらないと予測しています。
2015年にはBEMグループ傘下のVGI Global Media(VGI)社が同社株式の
37.4%を取得して筆頭株主になりましたが、メディアの統合や補助により
双方に良い効果があると期待しています。
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