タイにおける自動車試験センターに関して
2016年4月、日産自動車はASEANの地域統括会社で
タイに研究開発テストセンターを開設したと発表しました。
およそ10億バーツを投資し、6,600平米の敷地でテストコース
以外に環境試験の装置も導入、様々な車両のテストを実施します。
2016年6月、タイ国立自動車・タイヤ試験センターもタイ政府に
より承認され、2020年度完成を予定しています。
1200平米の敷地面積でチャチュンサオ県に建設されます。
タイ自動車支援機構Thailand Automotive Institute:TAIが
技術支援を行います。
まずはトラック試走を実施し、タイヤなどの試験が出来るように
計画されています。
この他にもタイでは2015年にホンダ・モーターが自動車の品質や
性能を確認する走行試験用のテストコースを建設する方針を
発表しています。
三菱自動車、トヨタ自動車もテストコースをタイに設置していて、
研究・開発を強化しています。
2015年度のタイの自動車生産台数は1.8%増の191万3002台となり、
内訳は乗用車が3.5%増、76万8706台、1トンピックアップトラックが
0.1%増、111万5818台となっていました。
タイ国内の新車販売台数は2015年通年が9.3%減、
79万9592台となっています。
12月は車両税制の影響で価格が上がることから駆け込み需要が
ありました。
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