製油・石油精製、燃料小売りの大手、エッソ・タイランドが10億バーツを投資
製油・石油精製の大手エッソ・タイランドEsso (Thailand)
(ESSO)が事業成長のセカンドフェーズとして3年間で10億バーツを
投じ、非燃料事業拡大とガソリンスタンド増設を進めるとしています。
これまでファーストフェーズとして既存ガソリンスタンド542店舗の
改装・修繕などで10億バーツを掛けたとしています。
今後はガソリンスタンド市場シェア14%から、ライバル他社である
バンチャーク石油Bangchak Petroleum(BCP)の2位:15%の座を
狙っていくとしています。
同社の直近の目標は600店舗の開業で、中長期的には
1997年アジア通貨危機前にあった800店舗まで増やすことを目指します。
その後、非燃料事業であるコンビニエンスストア、
衣料ブランド、カフェなどと連携していくとしています。
ESSO社では提携パートナー契約企業としてCaffe D’Oro社
(カフェ・コーヒー飲料)
Tesco Lotus社(スーパー)、Family Mart(コンビニエンスストア)
と契約済みです。
既存の小売店舗タイガー・マート(60店舗)は順次減らしていく計画です。
2015年度はマクドナルド・ハンバーガー社を2つのガソリンスタンドで出店。
バーガーキングでは6カ所で出店しています。
また25万件あるガソリンカードにはタイエアアジア(AAV)、
テスコ・ロータス、携帯電話キャリア会社と提携しマイレージポイントが
貯まるプログラムを導入しています。
ESSO社の2016年度第1四半期業績は売上356億バーツ、
純利益18億バーツでした。
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