タイの格安航空会社、ノック・エアライン、第1四半期は赤字
タイの格安航空会社ノック・エアラインNok Airline(NOK)は
タイ国内中心に格安航空事業を展開していますが、2016年2月
から多数のパイロットが退職、スケジュール通りの運行が
困難になり、突然の運航停止などによる消費者クレームが
増加しました。
同社2016年第1四半期の業績は売上42億2100万バーツ、
純利益―4億500万バーツでした。
代表取締役であるMr.Patee Sarasin氏は、ようやくフライトスケジュール
が正常化したことを発表しています。
また、同社が今後ターゲットとしているのは中国マーケットで、
今後は主力のタイ国内線から国際線タイ~中国を移動する観光旅行者に
絞っていきます。
2015年に訪問した中国人観光旅行客は800万人、2016年は1000万人に
近づくとされていて成長市場とみています。
同社はタイ国際航空(THAI)が39%の資本を保有しています。
小型~中型の機材を使い、チェンマイ、ハジャイ、クラビなどのタイ国内、
ビエンチャン、ヤンゴンなどのASEAN域内に航路を持っています。
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