タイのビール財閥大手、ピロムパクディー・グループの企業解説
サンティ・ピロムパクディーSanti Bhirombhakdi氏が率いる
タイのビール財閥大手、ピロムパクディー・グループは、
傘下にシンハー・エステイト(S)、シンハー・ビール社などが
あります。
シンハー・エステイト(S)はタイ証券取引所(SET)に上場していますが、
ビールで有名なシンハー・ビール社は未上場となっています。
2015年度シンハー・エステイト(S)の業績は売上23億バーツ
(69億円規模)、純利益―2億バーツ(-6億円規模)でした。
飲料部門グループ(未上場)ではブランド名「シンハー」「レオ」
「B-ing」などの飲料を展開し、3カ所のビール醸造工場、
6カ所の飲料水工場を保有、2012年の売上高は1030億バーツでした。
同グループは大きく分けてアルコール飲料、非アルコール飲料
(飲料水・ジュース・機能性飲料)、不動産開発、
ガラス・パッケージ容器、食品、その他などで展開しています。
Leo Link(物流・流通)、バンコク・グラスBangkok Glass
(ガラス・ボトリング)なども同グループ傘下で、バンコク・グラス社
はPublic会社となり上場資格を得てIPOに向け準備していると
報道されています。
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