タイSET上場のPCSマシーングループが第1四半期業績を発表
タイ証券取引所(SET)上場の自動車部品製造会社、
PCSマシーングループP.C.S. Machine Group
(PCSGH)が第1四半期の業績を発表しています。
売上では4%減で10億6000万バーツ、純利益6%減で
1億3000万バーツでした。
ピックアップトラックの販売が好調でしたが、
まだ自動車部品市場の成長に関しては不透明と
しています。
2015年度の業績は売上41億4500万バーツ、
純利益5億4100万バーツでした。
2016年度のタイの自動車業界見通しとしては、干ばつ、
高い家計債務、自動車税の変更などが影響を与えるだろう
としています。
タイ工業省によると、2016年1月~3月期の自動車生産台数は
506,874台で―3.4%となっています。
3月のみ、この30カ月で最高となる前年同期比+8.2%増の
192,811台になったと発表しました。
タイ国内販売台数は、第1四半期で-8.2%減の181,560台と
なっています。
同社では売上の確保と成長のため、大型トラックや普通車、
特別車などの自動車部品への拡大を進めます。
現在は同社の売上75%がピックアップトラックの部品です。
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