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ASEAN最新動向

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タイのボトリング事業大手、サームスックは近隣への輸出を強化

タイのボトリング事業大手サームスック社Sermsuk(SSC)は
タイ・ビバレッジ(THBVE)グループ傘下で、約50年間に渡り
アメリカ飲料大手ペプシコとライセンス契約を結び、
ペプシコーラのボトリングを行う企業でした。
しかしライセンス料交渉で物別れとなり、2011年に提携を解消、
その後TCCグループ傘下になっています。

同社では2020年までに売上比率20%を海外向けにすべく、
ASEAN域内での展開を加速します。
まずマレーシアではエネルギー飲料Rangerの販売、ミャンマーでの
100 Plusの販売を進めます。
2016年からマレーシアで炭酸飲料”est”の販売も開始します。

親会社のタイビバレッジが進める”Vision 2020″では、
非アルコール事業について2015年度200億バーツの売上から倍増を
目指します。

炭酸飲料、エナジードリンク、緑茶飲料、健康飲料などが同分野事業に
含まれます。
今後、健康飲料分野では豆乳飲料、フルーツジュースなどへも参入する
予定です。

タイ国内では”OISHI”ブランドで緑茶市場シェア43%を占めていて、
飲料水ブランド”Crystal”は17%で2位、炭酸飲料”est”は第3位で
10%を占めています。

サームスック社単体の2015年度業績は売上113億2200万バーツ、
純利益―3億400万バーツでした。

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