By: Juan Pablo Olmo – CC BY 2.0

タイの通信衛星事業、タイコムが2016年上半期内に
Thaicomタイコム8を打ち上げ予定です。
同社ではタイ情報通信省とタイコム7、タイコム8の軌道枠に
関する割り当て費用支払いに合意しています。

タイコム社はタクシン元首相が保有していた旧シン・コーポレーション
(SHIN)でしたが、シンガポールのテマセク・ホールディングスへ
売却されたためにシンガポール傘下企業になっています。

2016年5月時点でThaicom4(旧名iPSTAR)、Thaicom5、Thaicom6の
衛星はタイ情報通信省のコンセッションで運営されています。
一方Thaicom7、Thaicom8、Thaicom9などはタイ国家放送通信委員会
の下で運営されるとしています。

タイコム社の2015年度業績は売上129億4200万バーツ、
純利益21億2200万バーツでした。
コンセッションは2021年に期限が切れるとしていて、それまでは売上
の20.5％～を支払います。