タイの不動産開発大手、プルックサーリアル・エステイトは事業を中間層と高級層へ分離
タイの不動産開発大手プルックサーリアル・エステイト(PS)が
住宅開発において2つの事業軸に分けると発表しています。
1つは低価格・中間層セグメントで最大1000万バーツ以下の価格帯に
するとしています。
もう一つは高級層セグメントで1000万バーツ以上の価格帯の住宅物件
開発を進めます。
2015年度業績は売上514億4100万バーツ、純利益76億8000万バーツでした。
そのうち98%が物件価格が1000万バーツ以下であり、2%が高級セグメント
になっています。
2016年以降は5年内に高級層セグメントを10%まで引き上げる計画です。
タイにおける不動産環境が厳しくなっていることもあり、
同社が得意としてきた、低価格・中間層向け住宅も攻めていく一方で
高級層セグメントへのマーケティングも強化します。
プルックサーリアルエステイト(PS)は1993年にThongma Vijitpongpun氏
によって設立されました。
タイ人の間ではタウンハウスのブランドとして有名な企業です。
近年は多角化によってコンドミニアム市場にも参入し『IVY』ブランドで
展開しています。
1993年から「バーン・プルックサー」と呼ばれる低価格タウンハウス
ブランドを展開しており、タウンハウス市場ではNo1シェアの企業です。
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