マレーシアのLCC最大手であるエアアジア、増資を検討
マレーシアのLCC最大手であるエアアジアAirAsia(AIRASIA)は
10億リンギの新規株式発行を行い、増資分を創業者
Anthony Fernandes氏、Datuk Kamarudin Meranun氏に
割り当てる計画を検討しています。
発行株式数5億5900万株、1株1.84リンギとして、2者が保有している
Tune Live Sdn Bhdが引き受けます。
2016年3月末時点でエアアジアの株式比率に関してFernandes氏、
Kamarudin氏が直接的、間接的に18.9%を保有しています。
AIRASIA社の2015年度業績は売上62億9900万リンギ、
純利益5億4100万リンギでした。
一方で長距離路線を運営するエアアジアX社(AAX)の2015年度の業績は
売上+4.3%増の30億6260万リンギ、純利益―3億6000万リンギでした。
同社は1年前と比較して株価が25%下落しています。
背景にはLCCの競争環境が激化していること、通貨リンギの下落などが
影響しているとしています。
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