タイ 自動車政策2
インラック政権では2015年より自動車税制の変更を行うことを閣議承認
しています。
新自動車税制では、これまで排気量ベース1300cc~ 1500cc~
1800cc~などへ課税していたものから二酸化炭素の排出量により
課税を行う制度へ変わるとしています。
2012年度は当初生産台数180万台としていた生産台数も
予測を大幅に上回る前年比68.3%増の245.4万台に拡大しました。
高い成長ポテンシャルをもつ「新・新興市場」として台頭。
2013年の生産台数はアセアン最大市場のタイで自動車税減税政策の
反動減が見込まれますが、タイ、インドネシア、マレーシア3か国で
合計300万台規模の生産台数は継続されていく見通しです。
販売台数では2012年末の受注分まで実施したタイの12年の
国内合計販売台数は、前年比+81%増の143万6000台でした。
インドネシアでは2012年6月からローン規制が強化され、
懸念されたものの前年+25%増の111万6000台となっています。
マレーシアは人口規模からすでにある程度成熟期になっていて前年比+5%増の
62万8000台となっています。
上記の3か国合計では+39%増の318万台となっています。
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