タイの石炭採掘、発電のバンプーが最新の5か年計画を発表
タイ証券取引所(SET)上場の石炭採掘、発電のバンプー(BANPU)が
最新5か年計画を発表しています。
同社では積極的に自然・リサイクル発電事業へ投資し、石炭事業の
低迷をカバーする計画です。
石炭事業は継続するものの、2025年度までにおよそ4,300メガワット
規模まで発電能力を高め、そのうち20%をリサイクル発電にする計画です。
既に日本でも太陽光発電事業を進めていて、中国、タイ、他のアジアの国
でも拡大を進めます。
アジア各国では年率7%増ペースで電力需要が増える見通しであるため、
子会社のバンプーパワー(未上場)は2020年度までに2,394メガワット
まで発電量を増加させます。
バンプー(BANPU)社の2015年度の業績は売上で881億6800万バーツで、
純利益ではマイナス15億3400万バーツと赤字でした。
減収減益となっています。
2015年度は4120万トンを販売する石炭事業が売上の92%、
発電事業が8%を占めます。
2016年度は石炭事業では4400万トンを販売目標とし、
インドネシア、オーストラリア、中国での事業拡大を進めます。
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