タイ最大のエネルギー企業、タイ国営石油では2015年度の業績を発表
タイの最大エネルギー企業のタイ国営石油(PTT)では2015年度の業績を
発表しています。
売上2兆269億バーツ、純利益307億1900万バーツでした。
年全体で売上は前年比マイナス22%、純利益は前年比マイナス66%
下落しています。
背景には石炭事業での減損による計上があったとしています。
2016年度は上流・開発部門のPTT石油開発(PTTEP)の新規投資額を
減らす計画です。
原油価格の大幅な下落によって投資額を抑えるとしています。
PTT社の株価は14年度末は9254億バーツと2.7兆円近くありましたが、
15年度末時点で6969億バーツと2兆907億円と大きく下落しました。
同社はタイの国営石油・ガス会社で、天然ガスと原油の探査、開発生産、
輸送、販売を手掛けています。
子会社では石油精製、輸送、小売などを手掛けます。
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