タイの石油精製、石油化学大手PTTグローバルケミカル、純利益増加
タイの石油精製、石油化学大手PTTグローバルケミカル
(PTTGC)は2016年度は前年とほぼ同レベルの業績になると
予想しています。
2015年度の業績は売上で4103億5300万バーツ、前年比29%減で
純利益205億200万バーツ、前年比33%増となっています。
CEOであるSupattanapong Punmeechaow氏は、15年度は原油価格が
1バレル60ドルから34ドルまで下落するなどの影響がありましたが、
利益は確保出来たとしています。
同社の原油価格予測は1バレル30ドル~40ドルを推移すると
しています。
PTTグループ全体では子会社間の統合やコストの削減、
事業効率化、リストラクチャリングを進める計画です。
また、PTTGC社としては高付加価値の石油化学品のタイ国内生産を
増やす計画で、技術を有する海外の企業や合弁パートナーを
模索していく予定です。
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