タイの国営企業へ業務改善指令、途中経過について
タイの国営企業で業績改善、組織改革を求められている各社の
方針として政府側要求では以下のように設定されています。
タイ通信公社(CAT)
各事業の分離は進んでいるものの、タイ電話公社TOTとの共同事業、
コスト削減が不十分である。
タイ電話公社(TOT)
事業コストの削減で170万バーツ以上のコスト削減に成功している
ものの、通信事業、通信塔などの係争案件が続いている。
タイ大量輸送交通公社(Bangkok Mass Transit Authority:BMTA)
古いバスの放出・入れ替え、代わりにNGVガス自動車489台の導入や
バスの刷新が遅れている。
タイ国鉄State Railway of Thailand(SRT)
複線化事業の推進は動き始めたものの、エアポートリンク事業の
民営参入推進はできず。
不良債権の解消も進まず。
タイ中小企業銀行(SME Bank)
個人、零細オーナー向けの融資実行は順調。不良債権処理が進まず。
タイ国際航空 (Thai Airway:THAI)
営業コスト、出費関連の削減を実施。航空券販売、売上増に関しては
まだ弱い。
この記事へのコメントはありません。