即席麺大手のタイプレジデントフーズ社、企業解説
2015年度のタイの即席めん市場は14年比でわずか+0.4%の
伸びでした。
44年ぶりの低成長であったと発表しています。
低所得者層の購買意欲が落ちたことを理由としています。
最大手プレジデントフーズ(TF)社の生産するMamaブランドの
即席めんを販売するディストリビューター側のサハ・パタナビブン
Saha Pathanapibul(SPC)では15年度の市場は145億バーツであった
と分析しています。
ママーの市場も同様に+0.4%増でした。
同社ブランドの市場シェアは51%になります。
第2位のヤムヤムYum Yumは21%になっています。
第3位ワイワイWai Waiは20%となります。
ママーブランドを生産するタイプレジデントフーズ(TF)
はサハ・グループ系子会社であり、2015年度の1月~9月期の業績は
売上89億2800万バーツ、純利益13億8200万バーツになっています。
2016年度の即席めん市場は+2.0%増を予測しています。
タイ国内の景気の回復、近隣ラオス、カンボジア、ミャンマーなどの
輸出も増えると予想しています。
さらに今後はバングラデシュ、ハンガリーなどへも輸出を増やす
計画です。
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