ベトナム航空とANAホールディングスの出資・提携が発表
ベトナム政府は国営のベトナム航空の株式8.8%について
全日本空輸を傘下に持つANAホールディングスの出資を受け入れることを
決定しています。
16年時点でベトナムの国営企業は1,000社以上あるとされています。
ベトナムでは2015年末に発足したばかりのASEAN経済共同体(AEC)と
15年度に基本合意した環太平洋地域経済協定(TPP)と2つの経済枠組みに
加入するため、一層の民営化と国際競争力の強化が求められます。
ベトナム航空はベトナムの国営航空会社であり、ベトナムのナショナル・
フラッグ・キャリアです。
1956年に旧宗主国フランスからハノイ・ザラム空港の返還時に創設された
ベトナム航空局を母体に1989年4月設立しました。
保有する機体数90機、就航地 57(国際線)、37(国内線)と
なっています。
2013年度の売上では72兆5550億ドン(34億ドル)
純利益ではVND5330億ドン(2500万ドル)となっています。
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