タイ国内やミャンマー国境での工業団地の開発が進む
タイの総合消費財最大手サハ・グループでは、国営のタイ石油公社
PTT傘下の石油化学・精製大手PTTグローバルケミカル(PTTGC)と
工業団地特区に石油化学業を誘致する計画を出しています。
両社はミャンマーと接するタイ北西部メーソート経済特区に
プラスチック製造業を誘致する覚書に調印しています。
また、住金物産の出資するロジャナ・インダストリアル(ROJNA)は
さらに工業団地を開発すると発表しています。
総額22億バーツを掛けてバンコク南東の主要湾近くに工業団地開発を
進めます。
同社はチョンブリ県に”Rojana Chonburi”をレムチャバン港から近い
国道沿いで開発を始めています。
同じく”Rojana Lemchabang”も開発します。
今後ASEAN経済共同体(AEC)が進むことで域内のサプライチェーン構築や
部品メーカー、製造ハブとしての位置付けが高まるとし、
日系企業、タイ企業、その他の企業の誘致を進めます。
ロジャナ・インダストリアル(ROJNA)の2015年度1月~9月期の業績は
売上で108億2600万バーツ、純利益では6億7600万バーツでした。
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